やけど・日焼け

やけどについて

やけどはダメージの深さにより1度から3度まで分類されます。
●1度熱傷:皮膚が赤くなるだけで水疱はできません。痕が残ることはありません。
●2度熱傷:水疱や潰瘍を形成します。浅いものであれば色素沈着、深いものであれば傷跡が残ります。
●3度熱傷:皮膚の大部分が壊死します。治療には皮膚移植などを必要とします。

低温熱傷

湯たんぽやカイロなどを体に接触させたまま寝てしまうことで受傷します。50度程度のものでも数時間で低温熱傷が発症します。
受傷直後は痛みがなく、数日後に気付くケースが多くみられます。皮膚の深い層がダメージを受けているため、壊死組織を除去するなどの治療が必要になり、治癒にはかなり時間がかかる場合も少なくありません。

治療

水疱をつぶさないように、ステロイド外用剤を塗ってください。1~2週間で水疱は乾いて剥がれます。
その後はヒルドイドなどの保湿剤に切り替えてください。

経過
低温やけどはダメージが深いため、治癒にはかなりの時間がかかります(数週~数カ月)。
皮膚の組織が壊死している場合は、局所麻酔のもとで壊死組織を除去する必要があります。
治癒してもやけどの痕が残る場合が多くみられます。

日焼けについて

強い紫外線を数時間浴びることにより皮膚に赤みや水疱を形成します。UVBによる表皮の損傷が原因です。

治療

受傷後なるべく早くに副腎皮質ステロイドの外用、内服することでダメージを軽減させることができます。

経過
日焼けは表面のやけどです。赤みがある部位にはステロイド外用剤を塗り続ける必要があります。
赤みが退いたあとに、炎症後の色素沈着を起こしやすいので、ビタミンC、ビタミンE、トランサミンなどを服用しましょう。